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【沖縄・女性死体遺棄事件】政府・与党の「最悪のタイミングだ」発言に批判の声!選挙への影響も!

最悪のタイミングだ

 沖縄県うるま市の20歳女性行方不明事件で19日午後、女性の遺体が見つかりました。沖縄県警は死体を遺棄した疑いで軍属の男(32)を逮捕しました。アメリカのオバマ大統領が歴史的に広島を訪問をする直前のタイミングというだけに、日本政府は困惑しています。

 (政治部・藤川みな代記者報告)

 政府・与党内からは「本当に最悪のタイミングだ」という声が相次いでいます。政府としては、オバマ大統領の広島訪問で悲惨な歴史を乗り越えた日米の同盟関係を世界にアピールしようとしていた矢先の事件で、友好ムードに水を差された状況です。日本政府はこれまでも、アメリカ軍関係者による事件が発生する度にアメリカ側に抗議し、綱紀粛正と再発防止を求めてきました。しかし、3月に女性が暴行された事件に続いて、またしてもこのような事件が起きたことで、自民党内からは「日米首脳会談でも取り上げて強く抗議するべきだ」という声が出ています。そして、沖縄県はもともと、自民党にとって厳しい戦いが予想されている選挙区ですが、この事件によって来月に予定さている県議会選挙、そして7月の参議院選挙に大きい影響が出るだろうという見方が出ています。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000075172.html

 Twitterの声



 「人が殺されているのに、タイミングの良い悪いなどない!」「被害者遺族への配慮はないのか」といった声が多く上がっていました。結果として政府自身の都合しか考えていない姿勢を露呈したといえるでしょう。沖縄で27日公示の沖縄県議選を控えており、自民党は経済重視の姿勢で選挙に臨む方針でした。しかし今回の事件で基地問題が争点化することは避けられない見通しであり、訪日するオバマ大統領への配慮など対応に追われる事態となりました。

いずれにしても、この事件はのちの参議院選挙など大きな影響を与えることは間違いないでしょう。