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にゅーすの拾い場

日々のニュースの備忘録

【保守分裂】自民党の二階俊博総務会長の長男、俊樹氏が御坊市長選で大敗!現職の柏木氏が7回目の当選!

二階王国陥落

http://www.mbs.jp/news/kansai/20160523/00000012.shtml

 自民党二階俊博総務会長のおひざ元、和歌山県御坊市の任期満了に伴う市長選は22日、投開票が行われ、即日開票の結果、現職の柏木征夫氏(75)が、二階氏の長男で元政策担当秘書の俊樹氏(51)=自民、公明推薦=を退け、7選を果たした。御坊市は「二階王国」とうたわれる二階氏の長年の地盤。牙城の陥落は、国政での二階氏の力にも少なからず影響しそうだ。

http://www.sankei.com/west/news/160522/wst1605220055-n1.html

 和歌山県御坊市長選が22日投開票され、現職で無所属の柏木征夫(いくお)氏(75)が、自民党総務会長の二階俊博氏(77)の長男で元秘書の俊樹氏(51)=無所属、自・公推薦=を破り、現役市長では全国最多の7選を果たした。投票率は78・10%(前回58・25%)だった。

 柏木氏は同市の事務所前で支援者らに「巨大な力に勇気を持って立ち向かってくれて、今日の結果につながった」と語った。また報道陣には「国会議員の選挙ではないが、途中からそういう様相になった。私は国に逆らった覚えは、これっぽっちもない」と述べた。

 元県職員の柏木氏は、御坊市出身の二階氏の支援を受けて1992年から6選を重ねた。しかし今回は俊樹氏の立候補により、「二階王国」が真っ二つに割れる選挙戦に。有権者からは「何とか仲直りを」と政界へのパイプや今後のしこりを懸念する声も聞かれる。

 ~省略~

 俊樹氏は父親の政界人脈も使った国政並みの組織戦で臨み、千人規模の集会を重ねた。告示前後から自民党稲田朋美政調会長森山裕農林水産相小泉進次郎氏、漆原良夫・公明党中央幹事会長ら国会議員が次々と御坊入り。当初は静観していた父の二階氏も告示後は御坊市に詰めてマイクを握るなど精力的に長男を支援した。

 落選した俊樹氏は事務所前で支援者らに「私の頑張りが十分でなかったばかりに、皆様の熱い思いを結果に結び付けることができなかったことに心からおわびを申し上げる」と陳謝。父の二階氏は「本人を含めて未熟さが表に現れたのかもしれない」としつつ、「敗軍の将は兵を語らずというが、若い人を中心に力強い支援を頂いた。何ら悔いはない」とあいさつした。(藤井満)

http://www.asahi.com/articles/ASJ5K4R4WJ5KPXLB00V.html


 今回の市長選で注目すべき点は三つあり、①投票率の高さ(78・10%)、②市長選(それも人口は約2万4500人程度)にもかかわらず、小泉進次郎氏や稲田朋美政調会長など国政選挙並みの支援を二階氏側が受けていたこと、③当選した現職の柏木氏は今まで二階氏の支援を受けており、事実上の保守分裂を起こしていたこと、がそれぞれあげられます。

 二階氏の息子の俊樹氏はあまり現地での評判が振るわなかったことや、柏木氏が浮動票を取り込むなどの要素が絡み、事実上「二階組織票 VS 柏木支援票+浮動票」という構図が形成されていたのではないかと推測されます。

 そのほかにも「保守分裂に嫌気がさした」「現職の安定感をとった」といった有権者の声も反映されているのでしょうが、いずれにしても「高い投票率が組織票を打ち破る」という事例を見せてくれた興味深い選挙結果であると感じます。