【政活費不正受給問題】富山市議補選で自民が過半数維持!投票率は過去最低の26・94%に
【政務活動費不正問題】富山市議補選で自民が過半数維持!投票率は過去最低の26・94%に
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政務活動費を不正受給した問題で議員が12人辞職する事態となった富山市議会。その補欠選挙が6日投開票されました。
自民党会派は公認を見送るも、推薦・支持した6人中5人が当選。議会の過半数を維持しました。
しかし投票率は過去最低の26・94%を記録。議会不信を大きく反映する結果となりました。
政務活動費不正問題で12人が辞職する異常事態となった富山市議会(定数40)の補欠選挙は6日投開票され、10人が辞職した自民党会派が過半数を維持した。
市議会改革は、引き続き自民主導で進むこととなる。市選挙管理委員会によると、投票率は26・94%で、2013年市議選を26・11ポイント下回った。市民の議会不信が影響したとみられる。
自民会派は16人が所属し、自民出身の議長と副議長を含めると18人。自民が推薦、支持した無所属3人が当選し過半数を保った。辞職者を出した民進党は擁立を見送った。
政務活動費(政活費)を巡る不正で議員12人が辞職したことに伴う富山市議補選(改選数13)は6日投開票された。
10人が辞職した自民は公認を見送り、推薦・支持した6人中5人が当選。現有の18議席(正副議長含む)と合わせて定数40の過半数を維持した。
ただ、毎日新聞が選挙期間中、有権者100人を対象に実施したアンケートによると、2013年市議選で自民候補に入れた有権者の過半数が、自民以外の候補者に投票。
投票先を決める際に78人が政活費の不正問題を「考慮した」と答えるなど、自民支持を離れて批判票を投じた人が多くいたこともうかがえる。
投票率は26.94%と、過去最低だった13年(53.05%)を大幅に下回った。【大東祐紀、古川宗、石川貴教】