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【沖縄県議選】翁長知事率いる県政与党が過半数を上回る議席を獲得!女性遺棄事件による反基地感情の高まりが後押しか!

沖縄県議会選挙

http://www.okinawatimes.co.jp/special/election2016/kengisen.php

 任期満了に伴う沖縄県議選(定数48)は5日、投開票され、米軍普天間飛行場宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止を掲げる翁長雄志知事を支持する県政与党が告示前より議席を増やし、過半数を維持することが確実になった。自民、公明両党を中心とする非支持派が与党を過半数割れに追い込めるかが焦点だったが、元米兵が逮捕された女性遺体遺棄事件などで反基地感情が高まる中で、辺野古移設を容認する自民党に逆風となった。

 県議選は就任から1年半の翁長氏に対する中間審判の意味合いがあり、7月10日投開票の参院選の前哨戦とも位置づけられた。辺野古移設をめぐり国と県は再び訴訟に入る見通しで、選挙結果を受け、翁長氏は攻勢を強める構えだ。

http://www.sankei.com/politics/news/160606/plt1606060006-n1.html

 議長を除いて改選前に欠員2だった県議会は県政与党が23議席で過半数を占めており、今回13選挙区に71人が立候補した。内訳は与党系37人、自民など野党系22人、公明、おおさか維新など中立系12人(中立系とみられていた1人が告示後、与党系の立場を表明)。無投票だった名護市(定数2)は与野党系が1人ずつ当選した。

 公明は国政とのねじれで県本部は辺野古移設に反対している。公明の議席を加えると移設反対の勢力はさらに多くなる。

 沖縄では今年1月の宜野湾市長選で、安倍政権の支援を受けた現職が、翁長知事が事実上擁立した新人に圧勝しており、知事の与党系は今回「連敗」を回避した。参院選(6月22日公示)沖縄選挙区も移設を進める自民が公認する現職と、移設反対の翁長知事を支えるグループが推す無所属新人との事実上の一騎打ちになる見通しで、反対派には追い風となりそうだ。

 当日有権者は105万5878人。投票率は53.31%で、過去最低だった前回(52.49%)を上回った。

http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160606/k00/00m/010/091000c


 今回の沖縄県議会選挙では辺野古移設阻止を掲げる翁長知事を支持する県政与党が議席を23から28に伸ばし、引き続き過半数を維持しました。一方で基地容認派である自民党は、5月19日の米兵による沖縄女性遺棄事件による基地感情の悪化や、その後も相次ぐ米軍の不祥事によって逆風の中での選挙となりました。

◇沖縄米兵、酒気帯び運転容疑で逮捕 綱紀粛正誓ったが…

◇女米兵酒酔い運転で逮捕=基地外飲酒禁止命令の期間中-衝突事故、2人重軽傷・沖縄

 今回の結果は、7月の参議院選挙にも影響が出るとみられており、引き続き沖縄では基地問題が大きな焦点として注目されそうです。